機械用カーボン材、FDA規格に適合

2019年10月24日

東洋炭素株式会社(以下、当社)は、機械用カーボン材の主要材質についてFDA(アメリカ食品医薬品局)の安全規格への適合が認められましたのでお知らせいたします。

1.概要

アメリカで食品の製造設備・機器に使用する材料についてはFDA(アメリカ食品医薬品局)の食品安全規格に適合していることを求められます。
このたび、当社は専門コンサルタント指導の下、機械用カーボンの主要材質について各種データの採取・分析を行いFDAへ提出、安全規格への適合が証明されました。
これを受け、アメリカおよび第三者認証機関がない北欧地域などにおける食品の製造設備・機器用途向け部材として、当社の機械用カーボン製品(軸受・シールリング・パッキン・ベーンなどの摺動部品)の販売が可能となりました。

対象製品:カーボングラファイト製しゅう動部品, 樹脂含浸カーボングラファイト製しゅう動部品

2.機械用カーボンについて
09-03s.jpg 炭素材料のもつ自己潤滑性、耐熱性、耐化 学薬品性を活かし、一般の金属しゅう動材 では使用できない高温雰囲気、液中および 潤滑剤を嫌う分野に多く使用されています。

使用用途例
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