断面偏光顕微鏡写真
高純度黒鉛材料に当社独自のCVD法により熱分解炭素を被覆した製品がPYROGRAPH®です。ガス透過の低減、反応の抑制などの効果もあり、分析用、高温炉部品、各種治具分野に使用されています。
項目 | 単位 | 被覆面に平行 | 被覆面に垂直 |
かさ密度 | Mg/m3 | 2.2 | 2.2 |
硬さ | HSD | 100 | - |
電気抵抗率 | μΩ・m | 2.00~4.00 | 2~5×103 |
線熱膨張率 | 10-6/K | 1.7 | 28 |
引張強さ | MPa | 98~147 | 極めて弱い |
ヤング率 | GPa | 29~39 | - |
熱伝導率 | W/(m・K) | 170~420 | 2~4 |
※熱膨張係数の温度範囲はRT~1000℃です。
※上記数値は文献値であり、保証値ではありません。
熱分解炭素被膜は、柱状組織をしており、極めて緻密であることがわかります。
元素 | 含有量 |
B | < 0.01 |
Na | 0.03 |
Al | 0.02 |
Cr | < 0.1 |
Fe | < 0.01 |
Ni | < 0.01 |
※測定方法:グロー放電質量分析
※上記は測定例であり、保証値ではありません。