活性炭をはじめとする一般的なカーボン材料には見られないメソ孔を多く含む特殊な構造を有しており、
工業材料として入手が困難とされていた新しいカーボン材料です。
クノーベルは特徴的なメソ孔を多く有していることから、触媒活性が高くなり、高出力化、低白金化をサポートします。
クノーベル®の透過型電子顕微鏡 (TEM) 画像
グレード名 | BET比表面積 | 設計細孔サイズ | 全細孔容積 | ミクロ孔容積 |
固め かさ密度 |
---|---|---|---|---|---|
m2/g | nm | mL/g | mL/g | g/mL | |
MH-18 | 1200 | 5 | 1.4 | 0.4 | 0.19 |
項目 | 代表値 |
---|---|
Pt担持量 | 50±3% |
Pt粒子径 | 1~3nm |
電極触媒MH-18-PT50物性値
また、触媒担体だけではなく、クノーベルに白金を担持した電極触媒の提供も可能です。
燃料電池向け電極触媒クノーベル® MH-18-PT50 は、クノーベル®の細孔内部まで白金ナノ粒子を最適な状態で分散、担持させることにより、高機能な触媒性能を発揮した商品です。
一般的な活性炭に比べて素早い吸着性能を示します。短時間での吸着・濃縮が可能となるため、工程時間の短縮や処理設備の小型化に寄与します。
また、分子サイズに合わせたメソ孔を選択することで、活性炭ではほとんど吸着できない巨大分子(例:タンパク質、酵素)も吸着・濃縮が可能です。
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