東洋炭素が選ばれるワケ
選ばれ続けるために。高品質の東洋炭素ブランドを創り出す最新鋭の設備と技術。
「お客様第一主義」「品質第一主義」を経営の根幹にすえてきた私たちにとって、ユーザーの評価がすべて。ご満足と信頼をいただくために、安定した品質の維持が必須です。
東洋炭素の各工場では、それぞれが優れた設備と技術を集積し、独自の生産ラインを確立。生産工程における様々な諸要因を各工場間で速やかに改善・補完できるシステムを整えています。最高の品質を提供するために。私たちは常に生産拠点のクオリティアップを図っています。
各工程で徹底する品質管理システム
素材製造工程では、省人化・24時間稼動の最新鋭工場として、コンピューターによる集中管理と工程ごとの品質検査を厳重に実施。また加工工程では、作業担当者の自主検査はもちろん、最新の測定機器と技術スタッフによる厳重な検査が行われ、仕上がり精度を徹底して管理しています。また、各工程で品質精度をチェックする機器はトップランクのものを使用。最高水準の品質とは、他社との比較の上にあるのではなく、私たち自身にあるものと考えます。
24時間集中管理システム
品質保証体制を整えた生産拠点
私たちは徹底したTQC活動によって多くの成果を結実させ、製品の品質に揺るぎ無い自負を持ってきました。そして、新たな品質基準を必要とする時代へシフトした近年、国際標準化機構から発信されるISO規格は私たちにとっても重視すべき基準となりました。鋭意に体制づくりを推進してきた結果、1996年詫間事業所でISO9002認証を取得。 1998年には東炭化工株式会社でISO9001認証を取得。2003年10月には詫間事業所がISO9001への移行を完了、同年に生産技術センター(旧大野原技術開発センター)、いわき工場が、2004年5月には萩原工場が、2006年1月には大和田カーボン工業が、それぞれISO9001認証を取得しました。 これらは東洋炭素の品質保証体制の幅を広げ、東洋炭素ブランドをより確かなものにしています。
国内生産拠点
東洋炭素生産技術センター
東洋炭素生産技術センターには、炭素の物理特性・科学的性質などを測定・分析する最新鋭の研究開発設備を導入しています。物性測定装置など、国内外でもトップレベルの装置を完備。「技術の東洋炭素」を支えています。
- 【操業】
- 1974年3月
- 【敷地面積】
- 37,046m2
詫間事業所
超高純度の設備を保有する詫間事業所。生産ラインは2つの工程に分けられます。第一は等方性黒鉛の素材製造ライン。高度にシステム化された最新鋭工場から最高品質の黒鉛を安定供給しています。第二は加工ラインです。素材製造ラインから送り出された等方性黒鉛を最終製品へと仕上げます。
- 【操業】
- 1985年12月
- 【敷地面積】
- 194,024m2
萩原工場
機械用カーボンの製造から加工・開発までの生産拠点です。パイロットプラントでの新製品の開発や生産設備の設計も独自で行っています。主にピストンリング、ベアリング、ベーン、さらに電車のパンタグラフ用すり板、分析・アルミ蒸着用るつぼなどを生産しています。
- 【操業】
- 1981年8月
- 【敷地面積】
- 23,620m2
いわき工場
冶金工業用黒鉛製品や放電加工用電極などを中心に、東日本地域ユーザーへスピーディーに加工品を供給するために設立した加工拠点です。
- 【操業】
- 1999年4月
- 【敷地面積】
- 12,896m2
東炭化工株式会社
電気用カーボンブラシの生産拠点です。材料開発、評価から加工まで一貫して行い、コストパフォーマンスを追求する専門工場として高い評価を得ています。
- 【操業】
- 1985年2月
- 【敷地面積】
- 17,722m2
大和田カーボン工業株式会社
単品から量産品まで等方性黒鉛製品を中心とした加工ラインとC/Cコンポジット製品(炭素繊維強化炭素製品)の生産ラインを保有する関西地区の生産拠点です。
- 【操業】
- 1940年12月
- 【敷地面積】
- 6,984m2